自分とは時間帯が違うので一緒に仕事したことは無いのですが、引継ぎの際に会うのでちろっと挨拶するくらいはするのですよ。
顔が良くて体格も良くてファッションも洗練されており、加えて接客態度、業務に対する意識も良好。きっちり挨拶をするし、やっかいなお客さん相手にも誠実に対応するような素晴らしき高校生男児なのです。
こんな立派な人そうそう居ないっすよ? ってくらい完璧な御人。
年下なのに、なんか謝ってしまいたくなるようなほどしっかりとした高校生です。成人のボクがこんなんで御免なさい。みたいな。
そのスペシャルな高校生――この場では仮に「もょもと」くんとでも呼びましょうか――との決定的な違いを思い知らされた一昨日の出来事を語らせてもらいます。
自分がバイト先に時間ぎりぎりに赴いて事務所に入って制服に着替えているときのことでした。事務所の机の上に一枚のメモを見つけたのです。それはもょもとくんが書いたものでした。
内容は、チケットを間違って購入してしまったお客さんが返品を求めてきた。チケットぴあに電話してどうすればいいか聞いてみたところ、なんだったかをどうにかすれば大丈夫との答え(内容忘れました。てへっ☆)。言われたとおりの操作をし、返品を完了して、さらに本部に送らなければならないナニカのデータだったか書類をSV(本部から派遣される人)に渡し、問題は解決。その結果はどこどこの引き出しの何番目に入ってます。というもの。
自分の説明じゃさっぱりですが、何があって、何をして、その結果どうなって、その結果はどこぞにファイリングしましたよ、という内容がとても分かりやすく記されていたのですよ。しかも整然とした文字で。
自分はサンクスのフォームに着替えつつ「へぇー、凄いなぁ」くらいの気持ちで眺めていたのですよ。
そしてその日、自分がバイトをしているときに店内の電話がなったのですよ。
相棒のおじいちゃんが何処かに消えていたので自分がとったのですよ。
相手は日本なんとかかんとかの誰それで、内容は、一便で届くはずの商品がなにかの理由で遅れて二便になってしまったので、その商品の返品は本部付けで結構です、というものでした。自分はその内容をメモに取りながら聞いていたのですよ。目の前にはもょもとくんが書いた完璧なメモがあるわけです。ここは成人の威厳とやらをバッチリ示してやろうと意気込んで書いたのです。
電話が終わり、受話器を置いた自分はメモを見てみました。
そこには、
(会社名)のパン
一便が二便
返品、本部
こう書かれていました。これはそのメモを忠実に再現しています。しっかも本人でなければ読めないほどキッタナイ字でした。
目の前にはもょもとくんが書いた「理路整然たる業務連絡」が。
手元には自分が書いた「他人どころか自分ですら理解不能な殴り書き」が。
_| ̄|○ ウツダシノウ
バイトの終わりに店長がやってきて、メモ+自分の必死な説明+店長の知識でなんとか電話内容を理解してもらうに至りました。内わけ的には、
メモ 1
必死な説明 4
店長頭脳 5
くらいの働きで。
いやぁ、自分がどれだけ駄目な奴なのか痛烈に思い知らされましたよー。 能力の違いを突きつけられた、みたいな。
もょもとくん、今風の人なのにとても優れた人材です。あーいう人がたくさんいれば日本は安泰だなぁなんてことを色々と足りない頭で考えた今日この頃でしたとさ。
………………はぁ。(溜め息
ま、こんな自分だってきっともょもとくんを上回るなにかがあるはずです! 例えば……そうですね、エロサイトを沢山知ってるとか、良エロゲーを沢山知ってるとか、メイドさんが好きだとか、巨乳だって大好きさとか、ほらこんなに沢山彼を上回るものがあるじゃないか!(滂沱の涙を見せつつ
うん、頑張ろう。生きてればいつかきっと良いことがあるさ。そう信じて。
それでは今日の日ッセイはこんな感じで終了ですよー。
最近寒いので風邪なんか引かないように気をつけてくださいねー。
んじゃ御疲れ様でしたー。また明日ーーーッス!
by kyo-orz
| 2005-02-28 09:27
| 戯言などなど