タイトル以上のことは何もありませんよ。
まったくもってタイトル通りの内容なんですよ。名は体を表すとかって良く言いますが、いやぁまさに題名は作品の内容を如実に表しますねハハハ。まぁ、自分のブログのタイトルなんてそのまんまなやつばっかりですが。
うん、それはそれとして、今日はさくりと本題に入るよっ。←体操のお兄さん風に
前置きを長々と書いてるとすぐに本題を忘れちゃうからねっ!
今回も日ッセイで情報だけは大量に放出している、現在鋭意執筆&妄想中の似非ファンタジー『風の導き 空の蒼』のお話ですよ。
この間、やっとこさ二組目のPTの一人の始まりの物語を書き終えまして、これから二組目の二人目のお話に取り掛かるところなのですよー。うん、凄くややこしいけどなんとか解読してね。
前に完成した話もそうなんですが、今回のも結構キャラの表面を知ってもらうにはなかなか良い感じじゃなぁ~い? な感じに仕上がってますぜ。恐らく今まで妄想してきた数々の物語の中で一番キャラ設定にこだわりを持っているお話ですよこの『風蒼』は。故に各キャラの行き末というか行き先がしっかりとあるので動かしやすかったり、逆に動かし辛かったりして大変な毎日です。
今回書き上げたキャラの話でも、ある一部分で物凄く悩みましたねー。思考を物語の先の先まで妄想して、なんとか決断しましたよ。……この決断が吉と出るか凶と出るか、うーんどうなんでしょうかね。難しいところです。
ま、大体のキャラは掴めるだろうから、それはそれで良いんですけどねー。
とまぁここまで書いてきたんですけど、これって自分以外の人にはまったく理解不能な内容だなぁと思ったので、ここでちょこっとだけ本編を抜粋してみましょうかー。
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空は突き抜ける快晴。
輪郭がはっきりしているさっぱりとした雲が、太陽の光を受け輝きながらゆるゆると泳いでいる。
そんな天空の様子を眼鏡越しに眩しそうに見上げている青年がいた。
優男――そして神父――――更に言えば眼鏡。
そうとしか言いようの無い青年だった。
着ている服はまさに神父服であり、黒を基調とした丈の長いすらりとしたものだ。胸元に描かれている二対の翼のような模様がアクセントとなり、黒一色のデザインに華を添えている。浅めに立てられた襟から覗ける首筋は細く、体格はそれほど良いほうではないということが伺い知れる。
視線を下げていくと、足元も黒だらけである。黒のズボンに艶やかな黒革の靴。黒以外の色を身に纏うと祟られる呪いでも掛けられているのだろうか。
視線を上げるとそこにあったのは――やはり黒。滑らかに光を反射するさらさらの黒髪に少々野暮ったい感じのする黒ぶちの眼鏡。レンズの奥に輝く瞳もまた黒で、漆黒と評することが出来そうな鮮やか且つ深い色彩を醸している。
しかしその相貌は全身を覆う黒のイメージから掛け離れて優しげで穏やかだ。常に微笑の形に定義された口元に、緩やかに細められた両眼。纏う衣服は黒でも纏うオーラは穏やかで温かだ。そんなところも神父という職業に似通っている。これで青年が片手に聖書でも持っていれば百人中百人が彼を神父だと断言するだろう。
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とまぁ冒頭はこんな感じで、
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脊柱に氷柱を差し込まれたようなこの感覚。息が出来ないほどの冷気だというのに体中に吹き出る汗。心臓が押さえ込まれたように萎縮する。震えることも許されない硬質な空気。青年と繋がっている右手が、感覚など無いに等しいこの空間でやけに熱く――――
「――――血の匂いがする」
その言葉は刃物のように鋭利だった。抉りこむような悪寒が背筋を駆け巡る。この一言だけで死ねると思う。
男は右手に釘付けになっている瞳を裂帛の覚悟を以ってして動かした。瞳だけを上に持っていく。ゆっくりと、世界を豹変させた"なにか"を刺激しないようにゆっくりと―――
そして男は―――悪魔を見た。
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んでもってこんな感じにストーリーは展開していきます。
うん、更にややこしくなったかもね。
これを読んで『風蒼』に色々な妄想を働かせるがいいさっ! ま、この内容は土壇場で突如変更される場合があります、と予め予防線を張っておこう。人生何事も準備が大事ネ。コレ、タイじゃ常識ヨ、シャチョサン。ア、その財布、とてもレアモノヨ、安クするよシャチョサン。まいど。オオキニ。
ま、今日はこんな感じかな。
金曜ロードショーの『アナコンダ』を観て疲れてしまったのですよ。あれ、面白いには面白かったけど、ラスト仲間が四人近く殺されてるのにアマゾンまでやってきた目的を見つけたときに普通に喜んでる主人公達の思考回路が理解できましぇん。
そんな感想を抱きました。
こういう系統の映画で自分のお勧めは『パラサイト』っす。なかなか面白いですよー。観れる機会が訪れたら是非どうぞー。
それではお疲れ様でしたって感じでまた明日ーーーーーッス!!
by kyo-orz
| 2005-05-21 02:27
| 文字語り